みなさんこんにちは!
理学療法士兼ピラティスインストラクターの荻尾です!
今回は、太ももの外側が張る原因を解説していこうと思います。
痛みはないけど、
太ももの外側が張ってくる
太ももの外側が太さが気になる
こういったお悩みをお持ちの方も多くスタジオに来られます。
まず、太ももの外側がなぜ張ってくるのかを考えていく必要がありますが
大きく原因を考えた時に3つの原因が考えられます。
1お尻の筋肉が硬い
2太ももの内側の筋肉が硬い
3小指の機能が低下している
それぞれ解説していきます!
【1お尻の筋肉が硬い】
お尻には大臀筋という大きい筋肉があるのですが、
その筋肉は太ももの外側にある外側広筋、腸脛靭帯と連結があると言われています。
なので、お尻の筋肉が硬くなっても太ももの外側の張りに繋がります。
定期的にお尻の筋肉もストレッチすることをお勧めします!
【2太ももの内側の筋肉が弱い】
股関節の内側には内転筋という筋肉があります。
股関節を内側から支えてくれる筋肉ですが、
主に歩く時や階段の登り降り、椅子からの立ち座りの際に重心移動を行うと思いますが、
この内転筋が弱くなると重心を内側に乗せて動くことができなくなるので、
重心を外側に乗せやすくなります。
つまり、重心が外側に移動しやすくなるので、太ももの外張りに繋がりやすくなります。
太ももの外張りが気になる方は、内転筋を鍛える必要があります。
【3足の小指の機能が低下している】
みなさんも扁平足というワードは聞いたことがあると思いますが、
扁平足は足首の内側のアーチが潰れてしまっている状態を言います。
足首は内側だけでなく、外側にもアーチがあり、このアーチが潰れてしまうと
足首において外側に潰れやすくなり、外側に重心が乗りやすくなります。
では、この足首の外側のアーチを潰れないように保つためにはどうすれば良いかというと、
そこで小指の機能が大事になってきます。
太ももの外張りが気になる方で、小指をしっかりパーのような状態で広げることできますか?
この小指をパーに広げる筋肉が足首の外側のアーチを保ってくれる筋肉になります!
しっかり小指を広げれるようになりましょう!!
太ももの外張りとなると、
太ももをマッサージしたり、太ももの外側をストレッチすることも多いと思いますが、なかなか改善しない理由はなぜ太ももの外張りが起きるのか?という身体のメカニズムを知らないからです。
今回はその理由とメカニズムを3つ紹介させて頂きましたので、是非参考にしてみて下さい!
ピラティス&トレーニングスタジオLB代表 荻尾将人