みなさんこんにちは!
理学療法士の荻尾です。
今回は足の裏のどこに体重を乗せるのが理想なのかという話をしていきます。
足の裏は人間の身体の中で唯一地面と接する部位です。
外反母趾や扁平足、膝痛、腰痛などの症状は、実は足の裏の体重を乗せる部位が悪くて発症するケースが多いです。
ではどこにどれぐらいの体重が乗るのが理想か?解説していきます!
人間は、足の裏を見た時に、踵・母趾球・小趾球の3つに荷重が乗ることが理想です。
その中でも割合をみていきます。
全体を100%とした時に、
踵50%、母趾球35%、小趾球15%の割合が1番理想になります。
これの比率が変化した時に、腰痛や膝痛、扁平足、外反母趾などに繋がってしまうわけです。
代表的な不良姿勢を5つ画像で出していますが、正しい姿勢の時と骨盤前傾の姿勢を見てみてください。
骨盤前傾の姿勢は重心が前方に移動しているのが見てわかると思います。
骨盤前傾の姿勢は、踵に50%体重が乗っていることもなく、つま先に多く体重が乗っています。
このような姿勢は足の裏の体重をかけるポイントを改善するだけで姿勢が改善するパターンもあります。
下記の画像のように踵が大きな丸い骨1つで形成されていること、親指と小指では親指の方が太く形成されていることにはちゃんとした理由があります!!
みなさんも立った状態で目を閉じてどこに体重が乗っているのかを確認してみてください。
あなたの不調や慢性的な痛みの原因は体重をかけるポイントにあるかもしれません!
ピラティス&トレーニングスタジオLB 代表 荻尾将人