O脚の治し方!O脚ってどういう状態!?

みなさんこんにちは!

理学療法士の荻尾です。

まだ5月ですが、最近真夏のような暑さですね・・・・・・・

熱中症には十分に気をつけていきましょう!

さて、今回はO脚について書いていきます。

O脚は見た目上の問題だけでなく、変形性膝関節症や腸脛靭帯炎などの膝の痛みに繋がりやすいので、今は痛みは出ていないけど、O脚で悩んでいるという方は是非このブログを読んでみてください。

O脚の問題は膝じゃない!?

膝関節は股関節と足首の間にあります。

なので少なからず股関節と足首に問題があると膝関節には必ず影響してきます。

そして、膝関節は基本的に曲げる・伸ばすの2つの動きしかしないので自由度が低い関節でもあります。

ということは、股関節と足首の問題が膝に直結してくるので、O脚の問題も膝が原因ではないということです。

人間は運動連鎖というものがあるので、股関節と足首の動きが必ず他の関節に連鎖していきます。

O脚の連鎖を考えると

①骨盤が後ろに倒れる(骨盤後傾)ー股関節が外に開く・股関節が外に捻れるー脛の骨が外に倒れるー小指重心

②小指重心ー脛が外に倒れるー股関節が外に開く・股関節が外に捻れるー骨盤が後ろに倒れる(骨盤後傾)

この2パターンでO脚を招くことになります。

なので、骨盤か小指にアプローチすることも重要になってくるわけです!

改善点は??

O脚になる原因は少なからず分かったと思います。

では次にどうやって改善していくのか?というところですが、

【股関節】

硬いところ:お尻の筋肉・もも裏の筋肉・お腹のアウターマッスル・太ももの外側→ストレッチが必要

弱いところ:股関節前面の筋肉・内腿の筋肉・お腹のインナーマッスル・ふくらはぎの細かい筋肉→トレーニングが必要

このようにO脚は膝の問題だけではないことが分かったと思います。

まずは、どの部位からズレてO脚になっているのかをしっかり検査してからトレーニング・ストレッチなどをしていくと効果的です!

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荻尾 将人
荻尾 将人

理学療法士の国家資格取得後、整形外科、ピラティススタジオにて臨床経験を積む。 慢性的な痛みを抱えている方、不良姿勢の改善、ボディメイクを必要としている方から、 トップアスリートまで幅広くセッションを実施。 また、専門学校や大学での授業、トレーナー育成機関での講義、セミナー講師など 講師業も務める。 若手セラピスト育成の為のオンラインサロンも運営し、人材育成にも取り組んでいる。

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