足首の硬さはどうやって改善する??

みなさんこんにちは!

今回は足首について話をしていこうと思います。

足首が硬くて困ってます・・・

捻挫してから足首が硬くて困ってます・・・

足首のストレッチを毎日やってるのに全然柔らかくならないんです・・

こういった質問やご相談を多くの方から頂くことが多いのですが、

そもそも足首がなぜ硬くなるのか?といったところ理解しなければ適切なセルフケアもできないですし、

毎日ストレッチをやっても全く効果がないと思います。

足首の動きを理解しましょう!

足首が上に動くことを背屈

足首が下に動くことを底屈

と言いますが、足首が硬いと感じている方のほとんどが背屈という動きの可動域が低下している状態を指していると思います。

この背屈という動きを柔軟に引き出すためには、もちろんふくらはぎのストレッチも重要なのですが、

ふくらはぎのストレッチをしているだけでは改善しません。

その理由を下記に書いていきます。

【距骨という骨がしっかり動く必要がある】

画像にある骨が距骨と呼ばれる骨ですが、

背屈をした際に、この距骨がアキレス腱の方にしっかり動く必要があります。

距骨の動きが制限された状態でふくらはぎのストレッチを実施しても足首を柔らかくするのは難しいです。

では、ふくらはぎのストレッチよりも優先して、どの部位のセルフケアを実施するべきなのか?

重要な部位が2つあります。

1つ目が長母趾屈筋です。

親指を曲げるための筋肉ですが、画像を見てわかる通り、距骨の後方を走行しています。

つまり、この長母趾屈筋が硬くなることで距骨のアキレス腱方向への移動を制限してしまい、

背屈の可動域が悪くなります。

もう1つはケーラーズファッドパッドと呼ばれるアキレス腱部にある脂肪体です。

画像のように脛の外側の骨とアキレス腱の間の空間を埋めている脂肪体ですが、

これが硬くなっても長母趾屈筋と同様で距骨の動きを制限してしまいますし、

ふくらはぎも適切に伸びなくなってしまいます。

結果として、背屈の可動域制限に繋がり、足首の硬さに影響してきます。

【改善方法】

今回は足首の硬さをどのように改善するかについて記事を書かせて頂きました。

足首の硬さでお困りの方は是非参考にしてみて下さい。

ピラティス&トレーニングスタジオLBではただ、ピラティスを実施するスタジオではなく、

お客様の身体の機能改善を目指すためにピラティスを用いています。

お身体の機能改善やボディメイクを解剖学や運動学に基づいてアプローチ致します。

ピラティス&トレーニングスタジオLB代表 荻尾将人

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荻尾 将人
荻尾 将人

理学療法士の国家資格取得後、整形外科、ピラティススタジオにて臨床経験を積む。 慢性的な痛みを抱えている方、不良姿勢の改善、ボディメイクを必要としている方から、 トップアスリートまで幅広くセッションを実施。 また、専門学校や大学での授業、トレーナー育成機関での講義、セミナー講師など 講師業も務める。 若手セラピスト育成の為のオンラインサロンも運営し、人材育成にも取り組んでいる。

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