みなさんこんにちは！
理学療法士の荻尾です！
今回はピラティス&トレーニングスタジオLBがピラティスを提供する際にこだわっていることについて書いていこうと思います。
今でこそ、ピラティスは大ブームであり、ここ最近はスタジオの数もとても増えてきました。
各ピラティススタジオに特徴があり、同じピラティスでも店舗によって得られる効果が違うと思います。
では、ピラティス&トレーニングスタジオLBは何にこだわっているのか？というと、
”ピラティスのためのピラティスはやらない”
”身体の機能改善、痛み改善、姿勢改善を医学的根拠を基にアプローチする”
”お1人お1人の身体の特徴を重要視し、オーダーメイドのパーソナルメニューを実施する”
この３つにこだわっています。
①ピラティスのためのピラティスはやらない
これに関しては、ピラティスは元々リハビリテーション目的で作られたメソッドであり、
身体の機能改善に特化したトレーニングメソッドです。
なので、
ピラティスのこのエクササイズができるようになりたい
ピラティスしてる姿をSNSにアップしたい
など、こういったお客様は1人もいないです。
そうではなく、
ピラティスを用いて姿勢を良くしたい
ピラティスを用いて腰痛を改善したい
ピラティスを用いて筋力強化を図り、将来筋力低下しないように予防したい
など、ピラティスをすることでどうなりたいか？ピラティスをすることでどういった効果を期待しているか？
ここにこだわっています。
ただ、ピラティスをするだけでなく、お客様のどうなりたいのか？をしっかり問診し、サポートしています。
②身体の機能改善、痛み改善、姿勢改善を医学的根拠を基にアプローチする
ピラティスはいろんな効果を期待できます。
・筋力強化
・関節の可動域拡大
・脳の運動学習
・身体の感覚の向上
・筋肉の伸長性向上
など、ピラティスは身体の機能改善、痛み改善、姿勢改善に効果的です。
しかし、ここで重要なことが、評価です。
評価とは、お身体の状態がどのようになってるかチェックすることですが、
例えば、
反り腰を改善したいといっても、反り腰はいろんな種類の反り腰があるので、
反り腰になってる原因が、
・腹筋の弱さなのか？
・背骨の硬さなのか？
・腸腰筋が硬いのか？
・足首が硬いのか？
・それとも上記のことが全部影響してるのか？
など、原因がたくさんあるわけですが、これを評価することによってアプローチすべき原因を特定していきます。
解剖学的視点や、生理学的な視点から本当の問題点を把握することで医学的根拠を持ったアプローチが可能になると考えています。
③お1人お1人の身体の特徴を重要視し、オーダーメイドのパーソナルメニューを実施する
これに関しても、
腹筋を鍛えるメニューなどは、ピラティスの中でたくさんあるわけですが、
仰向けで寝た状態で鍛えた方がいいのか
四つ這いで鍛えた方がいいのか
膝立ちの状態で鍛えた方がいいのか
私は、エクササイズの肢位もお客様の状態に合わせて変えています。
また、背中を伸ばしてから腹筋を鍛えた方がいいいのか？
いきなり腹筋から鍛えた方がいいのか？
実施するエクササイズのメニューの順番もお1人お1人に合わせて構成しています。
こういった小さなこだわりが、身体の機能改善や痛み改善、姿勢改善に必ず必要だと考えています。
医療は日々進化していきます。
ピラティスのアップデートも重要ですが、常に新しい医学的知見を取り入れて、セッションを実施できるようこれからも精進してまいります。
