来館されるお客様の中でも反り腰にお悩みの方も多いです。
反り腰は見た目だけの問題ではなく、腰痛にもつながりやすくなります。
反り腰とはどういう状態？？
人間の背骨は、頸椎（首の骨）７個、胸椎（胸の骨）12個、腰椎（腰の骨）5個で構成されており、S字上のカーブを描くことで重力や床半力からバランスをとっています！
背骨はまっすぐの方がいいと思っていた方も多いと思いますが、真っ直ぐだと逆に身体に負担がかかりやすくなります。
そして、腰椎（腰）の部分に注目してほしいのですが、反っていますよね？
そうなんです。人間の腰は元々反っているんです。
この反りが過剰に反ってしまう状態を反り腰といい、ちょっとした腰の反りは正常なので逆に改善してはいけません。
この腰椎の部分が真っ直ぐになる状態をFlat Backと言いますが、この状態に直してしまうとヘルニアなどにつながりやすくなります。
なので、専門家に本当に反り腰なのか正常なのかをしっかり評価してもらうことが必要となります！
反り腰にも２パターンがある？
反り腰は実はパターンがいくつもあります。
今回は２つご紹介させて頂きます。
左の図の反り腰は、股関節前面の筋肉や腰の筋肉が硬く、お腹のインナーマッスル、お尻の筋肉、もも裏の筋肉が弱い状態になるとこのような反り腰になります。
一見姿勢がよく見えますし、姿勢を良くしようとこのような姿勢をとる方が多いですが、腰には良くないので辞めましょう。
右の図の反り腰は、頭が前に出て、猫背を保つために反り腰になってしまっている状態です。
人間の身体は積み木と同じ構造であり、どこかがズレると正常な部位もずらして姿勢を保とうとします。腰が痛かったのに、次に膝や腰が痛くなってきたというのもこういったことが原因ですね。
なので、猫背になると腰は普通のポジションを保てないので反り腰になってしまうわけです。
まずは、どのパターンの反り腰なのか？ということを知ることから始まります。
それぞれのパターンに合わせた治療を実施することで効率よくしっかり治療することが可能となります！
SNSなどで動画を見ながらエクササイズ頑張ってるけど、逆に腰が痛くなった。などという相談もよく受けますがどのパターンなのかを把握せずに実施すると悪化してしまいます。
反り腰でお悩みの方は是非LBにご相談ください。
ピラティス&トレーニングスタジオLB代表 荻尾将人
