皆さんこんにちは!
ピラティス&トレーニングスタジオLB代表の荻尾です!
今回は、【適切に歩くために大事な要素】というテーマでブログを書いていきたいと思います。
いきなりですが、歩く上で1番重要なことは何だと思いますか?
股関節の可動域?
お尻の筋力?
色々考えられると思いますが、1番重要なことは、
”重心移動”
です!
重心移動の話をする前に、人間の重心位置を解説していきます。
人間の重心はそもそも上半身重心と下半身重心に分かれています。
円滑に歩行動作を行うためには、この下半身重心の左右への移動が適切にできなければいけません。
上記の画像のように片足を前に振り出す際には、重心を左右に移動させる必要があります。
例えば、左足を前に出す際には、右から左へと重心移動を行う必要がありますし、
右足を前に振り出す際には、左から右へと重心移動を行う必要があります。
この左右の重心移動ができることによって適切な歩行を導いています。
では、この左右の重心移動に必要なことが何かというと、
ポイントは2つです!
①股関節の内転筋がしっかり使える
②お尻の筋肉の柔軟性
この2つがポイントになります!
しっかり歩けるようになるためには、お尻を鍛えることが大事!
と聞いたことがあると思いますが、まずはお尻は柔軟性を保持することのほうが最優先となります!
そして、股関節の内転筋を使えていない方だったり、内転筋を使う感覚が分からない方もとても多いです。
お尻の筋肉と内転筋の筋肉は相反しているので、
お尻が硬くなる→内転筋が弱くなる
お尻の柔軟性が上がる→内転筋が機能しやすくなる
こういった関係性があります。
なので、内転筋が弱い状態でお尻を鍛えていくとどんどん適切に歩けなくなってしまいます。
結論、適切に歩けるようになるにはお尻を鍛えることも大事ですが、並行して内転筋のトレーニングとお尻のストレッチはしっかりやることが大事になります!